六芸とは、西周の時代での礼・樂・射・御・書・数という六つの技能です。後は六経も指し、つまり孔子が編纂した「詩」「書」「礼」「樂」「易」「春秋」であり、この二つの文字を分けて理解すると、「博」と「精」の意味があります。諸芸能は雑然としているが、全てよく理解すると一体になります。雍福会の六芸堂は庭園の南側にあり、一つの木造花模様の天井のある廊下には、花・鳥・魚・虫・人物の物語など全て刻まれて、複雑であっても少しも込み合わなくて、典型的な中国式の華麗さが見られます。廊下の内側には、一つの蔓を描いている金壁があり、同じ複雑さが見えても、西洋のビクトリア風格です。繋がっているのは一つの蔵壁で、色彩と花模様はチベットの素朴をよく表現されています。……風格の制限がないから、一見して関係のない元素が呼応、対照と張力を形成しています。舞台として、六芸堂よりいい選択肢はありません。京劇、昆曲、南北地方の芝居はそれぞれのおもむきが持っています。芸術はこのような多元的で、衝突しないものです。